UntroD Real Tech Debt Fund、 株式会社Eco-Porkへ第1号案件として融資を実行
2026.08.03
Press〜エクイティに続くデット支援により、養豚DXの研究開発・社会実装・海外事業化を加速〜
UntroD Capital Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:永田 暁彦、以下「UntroD」)と株式会社Eco-Pork(本社:東京都千代田区、代表取締役:神林 隆、以下「Eco-Pork」)は、UntroDが運営するディープテック特化型ベンチャーデットファンド「UntroD Real Tech Debt Fund投資事業有限責任組合」(以下「本ファンド」)が、Eco-Porkに対し、本ファンドの第1号案件として融資を実行したことをお知らせします。
UntroDは、リアルテックファンドを通じたエクイティ投資以来、Eco-Porkの技術開発と社会実装を継続的に支援してきました。今回の融資は、エクイティに続く新たな資金提供の形として、Eco-Porkが進める養豚DXの研究開発から社会実装・海外事業化までを支える資金基盤を強化するものです。
■ 融資実行の背景
世界的な食料需要の拡大が見込まれる一方、養豚産業では、人手不足への対応、生産性の向上、環境負荷の低減などが共通の経営課題となっています。Eco-Porkは「次世代に食肉文化をつなぐ」を掲げ、養豚経営のデータ活用と生産現場の高度化に取り組むスタートアップです。
Eco-Porkは、クラウド型養豚経営支援システム「Porker」や、豚の頭数・体重を計測するAIカメラ「PigDataStation」の開発・提供を行っています。国内で蓄積してきた養豚データと現場実装の知見を基盤として、NEDOのディープテック支援事業のもと米国における事業展開を進めるほか、国連工業開発機関(UNIDO)のプロジェクトを通じてウクライナ養豚業の復興にも取り組んでいます。
UntroDは、リアルテックファンドを通じたエクイティ投資により、かねてよりEco-Porkの技術開発と社会実装を支援してきました。今回の融資は、研究開発型スタートアップが技術開発から事業化へ移行する過程で必要となる資金を、株式による資金調達とは異なる形で補完するものです。
本ファンドは、第1号案件となる本件を通じて、ディープテック・スタートアップの成長段階に応じた資金調達の選択肢を提供するとともに、持続可能な食料生産基盤の実現に貢献してまいります。
■ 本件に関する両社コメント
株式会社Eco-Pork 代表取締役 神林 隆
このたび、UntroD Capital Japan様が運営するデットファンドの第1号案件としてご支援いただけることを、光栄に思います。
リアルテックファンドからのご出資以来、当社の技術や事業だけでなく、養豚産業を通じて実現したい未来までご理解いただき、伴走いただいてきました。今回、エクイティに続きデットでもご支援いただけることを、心強く感じています。
私たちは現在、米国とウクライナで海外展開を進めています。米国では、世界最大級の養豚市場で、生産者や食肉事業者とともに、AIカメラをはじめとする技術の事業化に取り組んでいます。ウクライナでは、UNIDOのプロジェクトを通じ、養豚産業の復興と持続可能な食料供給を目指しています。
両国で求められる役割は異なりますが、日本で培った技術を現場で生かし、持続可能な食料生産につなげる挑戦は共通しています。特に米国は、Eco-Porkが世界で成長するために、必ず成果を出さなければならない市場です。今回のご支援を力に、挑戦を成果へつなげ、次世代に食肉文化をつないでまいります。
UntroD Capital Japan株式会社 ファンドマネージャー 木村 健
本ファンドの第1号案件として、Eco-Porkへの融資を実行できたことを大変嬉しく思います。
Eco-Porkは、国内で蓄積してきた養豚データと現場実装の知見を基盤に、AIカメラをはじめとする技術を国内外の養豚現場へ展開し、研究開発から事業化へと歩みを進めています。データの力によって養豚の生産性向上と環境負荷低減を両立しようとする同社の取り組みは、まさにリアルテックの社会実装を体現するものです。
リアルテックファンドからのエクイティ投資に続き、今回デットでも同社の成長を支援できることを意義深く感じています。本件は、研究開発型スタートアップの成長段階に応じて、エクイティとデットの双方から資金を提供するUntroDの取り組みを具体化するものです。今後も、多様な資金調達手段を通じて、ディープテックの社会実装を支援してまいります。
■ 株式会社Eco-Porkについて
| 名称 | 株式会社Eco-Pork |
| 所在地 | 東京都千代田区神田錦町3-21-7 |
| 設立 | 2017年11月 |
| 代表者 | 代表取締役 神林 隆 |
| 事業内容 | 養豚経営支援システム「Porker」、AIカメラ「Pig Data Station」の開発・販売、養豚由来カーボンクレジット事業 等 |
| URL | https://www.eco-pork.com/ |
■ UntroD Real Tech Debt Fundの概要
| ファンド名 | UntroD Real Tech Debt Fund投資事業有限責任組合 |
| 無限責任組合員 | UntroD Real Tech Debt Fund有限責任事業組合(LLP) |
| 投資対象 | ベンチャーキャピタルのエクイティ投資で対応が難しい日本国内のディープテック・スタートアップに対する融資 |
| 運用期間 | 2026年6月より5年間(最大2年の延長可能性あり) |
| パートナー企業 | 三菱UFJ信託銀行株式会社/株式会社地域経済活性化支援機構/長野県信用組合/株式会社西日本シティ銀行/飯能信用金庫 |
■ UntroD Capital Japan株式会社について
UntroD Capital Japan株式会社は、地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテック・スタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。現在までにリアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)、リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)、リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)等を運用し、運用総額は400億円以上に達しています。
| 名称 | UntroD Capital Japan株式会社 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー17F |
| 代表者 | 代表取締役 永田 暁彦 |
| 事業内容 | ディープテック・スタートアップへの投融資ファンドの運営 |
| URL | https://untrod.inc |
■ お問い合わせ先
| UntroD Capital Japan株式会社 | 株式会社Eco-Pork |
| 広報担当:成田 contact@untrod.inc | 本件担当:鈴木 info@eco-pork.com |
Eco-Pork https://eco-pork.com/
”次世代に食肉文化をつなぐ”を企業理念に掲げ、世界40兆円市場である養豚の、データによる持続可能化を目指しています。養豚の全てをデータで可視化する養豚経営支援システム 「Porker」や豚頭数と体重を瞬時に計測するAIカメラ「ピッグデータステーション」を開発・販売しています。
経済産業省「J-Startup Impact(2023年度)」、農林水産省「令和2年度・令和3年度/令和4年度・令和5年度 スマート農業実証プロジェクト」「中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3基金)第1回公募」、NEDO「ディープテック支援基金/ディープテック支援事業」、国連工業開発機関「ウクライナグリーン産業復興プロジェクト」、経済産業省「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(ウクライナ復興支援)」などに選定・採択されています。
お問い合せ先
株式会社Eco-Pork